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彫刻家の素描手帳 -Sketchbook by sculptor-

京都で彫刻家として活動しています。素描を主にお見せします。In Kyoto, working as a sculptor. The show mainly drawings.The one wants to look at a sculpture, please click the "sculpture" of the left category column. Thank you!

クルミの木 Walnut tree

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木シリーズは久々の更新です
一時期仕事でよく行ったところに生えていたオニグルミの木です
このブログの Seek Seed シリーズで取り上げるクルミの実はこの木の根元で見つけたものです




















  1. 2021/02/22(月) 00:00:00|
  2. 木 Tree
  3. | コメント:0

マツボックリ Pinecone  ‐ Seek Seed XIV

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左のツバキはおいといて
開く前あるいは水分を受けて閉じた状態のマツボックリの上から横から下からです
真ん中の小さな虫見たいのは松の種
乾燥し松ぼっくりが Seek Seed XIIIみたいに開くと
風に揺られてトゲの間から出ていきます
















  1. 2021/02/14(日) 00:00:00|
  2. 種 Seed
  3. | コメント:2

山茶花  Camellia Sasanqua XXXIII

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福知山の実家には白い花を付ける大きなサザンカの木がありました
今頃はたくさん花を咲かせているだろうな












  1. 2021/01/31(日) 00:00:00|
  2. サザンカ Camellia Sasanqua
  3. | コメント:0

山茶花  Camellia Sasanqua XXXII

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山茶花は不思議です
お茶の仲間で葉がツルツルのいわゆる照葉樹で
南方由来(であるはず)の佇まい
にもかかわらず冬の花









*本記事の絵は【サザンカ XIII】【サザンカ XXIX】で使用した水彩画を元に制作したものです

  1. 2021/01/25(月) 00:00:00|
  2. サザンカ Camellia Sasanqua
  3. | コメント:0

能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study XVI -痩女(やせおんな) Woman who got lost and died

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【能狂言面研究 V -痩女】に手を加えたものです 出来栄えが良くなっているのならいいのですが・・・

能楽というと幽玄という言葉のイメージが先行し何か非常に抽象的にヒトの営みを表現するものと
勝手に思い込んでいたのですが
具体的な人間の有様に対する観察が本当に深く感心することしきりなのです

世阿弥の多くの曲の登場人物は怨霊と化していたり
最早祟り神であったりするのですが
主たる鑑賞者庇護者たち公家や武家はやはり娯楽性の高い昔ながらの田楽の方がお好みだったようです
大勢の踊り手が明るく歌い踊るほうが怨霊の繰り言?を聞かせられるよりはよかったでしょうね

はたして世阿弥の冷遇や流罪は何が本当の理由だったのか
世阿弥没して600年弱
現代に彼の曲が守られ伝えられていることは本当に幸いなことです



























  1. 2021/01/20(水) 00:00:00|
  2. 日本の仮面 Japnese Mask study
  3. | コメント:0

マツボックリ Pinecone  ‐ Seek Seed XIII

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注意深く観察していると
この一つ一つのトゲのようなものは螺旋状に規則正しく並んでいます
これを水につけたりするとまたぴったりと閉じてゆきます
つまり湿度の高い状況ではピッタリ閉じて
乾燥した状況では開き
トゲトゲの間から薄紙の小さなシートのような種を飛ばします
ですから松ボックリ自体は種ではなく
いわゆるシェルにあたるのですが本当に見事な構造です









  1. 2021/01/16(土) 00:00:00|
  2. 種 Seed
  3. | コメント:0

山茶花  Camellia Sasanqua XXXI

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年末年始休も終わり
今頃のお餅のように固く鈍重になったわが身と頭を呪いむち打ち
アイドリング慣らし運転のような仕事始め
やっと連休だっ

さて今年も近所の生け垣は山茶花の花盛り
これにて今年の始めとします



















  1. 2021/01/10(日) 00:00:00|
  2. サザンカ Camellia Sasanqua
  3. | コメント:0

あけましておめでとうございます

2021年賀状
みなさま あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします








  1. 2021/01/01(金) 00:00:00|
  2. 行事 その他 Event and Others
  3. | コメント:0

Leaves collection LXIII

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みなさま今年もありがとうございました
おかげさまで今年も一年つづけることができました

どうか良い年をお迎えください
温かい励ましのメッセージいつも待っています












  1. 2020/12/31(木) 12:00:00|
  2. 葉 Leaf
  3. | コメント:0

尊明上人(そんめいしょうにん)像 日本の肖像X

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法印康祐とその子法橋康秀作(1407年) 京都・長楽寺蔵による

尊明上人は第13代の遊行上人(時宗総本山遊行寺の住職)です














参照:「 特別陳列 : 旧七条道場金光寺開創七〇〇年記念長楽寺の名宝」展: 図録
京都国立博物館編 京都国立博物館発行:2000年


京都野外彫刻展・植物園彫刻小品展は20日をもって無事終了しました
お越しくださった皆さま ありがとうございました
  1. 2020/12/23(水) 00:00:00|
  2. 日本の肖像
  3. | コメント:0

出品展示のお知らせ Exhibitions Information

以下の展覧会に出品します 近くにお住まいの方 近くにおいでの方 是非おこしください
Please come to the exhibitions.


水嶋は12月20日㈰午後 府立植物園の彫刻小品展会場の受付当番で詰めています
よろしければお出でになり声をかけてやってください おまちしております

京都野外彫刻展
2020/12/5-12/20
9:00-17:00
会場 I :京都府立植物園    入園16:00まで
会場 II:京都府立陶板名画の庭 入園16:30まで

*私の作品は第一会場の植物園に展示します

IMG_0003b_2020112619233186c.jpg IMG_0004b_202011261923320fc.jpg ←クリック拡大



第4回植物園彫刻小品展
2020/12/12-20
9:00-17:00(最終日は16:00まで)
京都府立植物園内 植物園会館1階展示室

IMG_0001b_202011261929158de.jpg IMG_0002b_2020112619291796f.jpg ←クリック拡大






続きを読む
  1. 2020/12/20(日) 20:20:20|
  2. お知らせ Information
  3. | コメント:10

一鎮上人(いっちんしょうにん)像 日本の肖像IX

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一鎮上人坐像 康俊作 京都・長楽寺による

一鎮上人は時宗の第六代遊行上人(宗派代表者)です
禅宗のみならず他の宗派にも優れた肖像が残されています
かく言う私も時宗の宝物に関して(も!)ほとんど無知で認識不足でした

実物は建武元年の銘記がある南北朝の開闢を告げる作の一つです
当然制作に関わった仏師は鎌倉時代に修行を積み技術を受け継いだ人です
鎌倉時代の特徴とも言える観察に立脚した制作態度がまだまだ形骸化せず
優れた肖像を産み出しています









参照:「 特別陳列 : 旧七条道場金光寺開創七〇〇年記念長楽寺の名宝」展: 図録
京都国立博物館編 京都国立博物館発行:2000年


水嶋は12月20日㈰午後 府立植物園の彫刻小品展会場の受付当番で詰めています
よろしければお出でになり声をかけてやってください おまちしております
  1. 2020/12/15(火) 00:00:00|
  2. 日本の肖像
  3. | コメント:0

舎利弗(しゃりほつ)像 日本の肖像VIII

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舎利弗像(釈迦十大弟子の内):京都 大法恩寺蔵による

舎利弗はバラモンの出自を捨てて釈迦十大弟子の中でも知恵第一とされた高僧です













  1. 2020/12/07(月) 00:00:00|
  2. 日本の肖像
  3. | コメント:0

迦旃延(かせんねん)像 日本の肖像VII

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迦旃延(釈迦十大弟子の内):京都 大法恩寺蔵による

大法恩寺と言えば京都の人には千本釈迦堂と言った方がなじみのあるお寺です
今京都市内で現存する一番古い寺院建築と言うことです
鎌倉時代に建てられその後打ち続く戦乱 あの応仁の乱にも焼けずに残ったお寺です
この寺には鎌倉時代の仏師快慶一門の優品佳品が数多くあります

またなじみのある所ではみなさんは「おかめ」のお面をどこかお寺の縁日の出店や夜店で
ご覧になったことがあるのでは
実はそのおかめさんはこのお寺を建てた大工の棟梁のお嫁さんなのです

さてこの迦旃延像 実物は厳しい写実と堂々とした量感を兼ね備えた鎌倉時代の特徴をよく湛えた見事な像です
迦旃延は当然インド人なのですがこの像はおそらくは日本人の姿を借り伝記的な迦旃延の人柄を
表そうとしているかのようです






アートサミットオンザ御山は無事終了しました
来てくださった皆様ありがとうございました



  1. 2020/11/28(土) 00:00:00|
  2. 日本の肖像
  3. | コメント:0

東明禅師(東明慧日とうみょう・えにち)像 日本の肖像VI

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鎌倉:白雲庵蔵による

東明禅師1271-1340は中国の人で1309年に来日し北条貞時の帰依を受け後には後醍醐天皇の
勅により上京もした高僧です
彼は曹洞宗の僧で道元に次ぎ日本曹洞宗の第二伝と言われています
特に臨済宗の地盤の京都鎌倉で曹洞宗の法を説き臨済宗の庇護者である北条氏にも信任されています







参照:日本の美術No123「頂相彫刻」 西川杏太郎編 至文堂 昭和51年発行


10年経ちましたが淡々と日々はすぎていきますねぇ


  1. 2020/11/13(金) 00:00:00|
  2. 日本の肖像
  3. | コメント:0

仏通禅師(痴兀大慧ちこつだいえ)像 日本の肖像V

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仏通禅師像:愛媛 保国寺蔵による
仏通禅師 1228-1312 は大変聡明博識な方で八宗の教学に通じ特に真言宗に詳しい方だったようです
ある時高名な禅林の僧聖一国師に論争を挑みましたが
技量が尽きるや直ちに門下生となり
後には第一の高弟になられ
晩年は京都の名刹東福寺の第九世の住持となりました

高名な僧に挑みかかる気骨と覇気
己の未熟を潔く認め教えを乞い門下生となる謙虚さと向学心
見習いたいものです
が なかなか・・・・・・


しばらく通っていた愛媛県にこんなに魅力的な頂相があるとは認識不足でした
しかも東予の西条市
もっとちゃんと調べておけば何回も見に行けたのになあ





参照:日本の美術No123「頂相彫刻」 西川杏太郎編 至文堂 昭和51年発行


みなさん当ブログも今日で初投稿以来満10年となりました
続けてこられたのは訪問してくださるみなさんのおかげです
本当にありがとうございます
これからもよろしくお願いします


  1. 2020/11/02(月) 23:00:00|
  2. 日本の肖像
  3. | コメント:0

大明国師(無関普門)像 日本の肖像IV

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京都・龍吟庵蔵による

大明国師(1212-1291)は宋での12年の修行の後帰国し亀山上皇の帰依を受けて京都の名刹南禅寺の開山となった人です
実物の像はサルトルを思わす斜視に天然痘の痕など特徴をよく捉えこの僧の凄み気迫などをよく伝えています










参照:日本の美術No123「頂相彫刻」 西川杏太郎編 至文堂 昭和51年発行


  1. 2020/10/24(土) 12:00:00|
  2. 日本の肖像
  3. | コメント:0

無外如大禅尼像 日本の肖像III

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無外如大禅尼像:京都・宝慈院蔵による

無外如大は俗名を千代野(千代能)といい
鎌倉時代の有力御家人安達泰盛の娘として生まれ
長じて北条顕時に嫁ぎましたが霜月騒動によって
安達氏は北条氏に滅ぼされ夫顕時は連座し失脚
千代野は出家し無外如大禅尼となり
珍しい尼僧の頂相として姿を残しました

幕閣を構成する名家に生まれお姫様として育ち
幕府の事実上のトップとして君臨する一族に嫁いだ女性の数奇なる運命を想います










*同時期に別にもう一人無外如大を名乗る僧がいたらしく資料にも混同があるようで判然としません
参照:日本の美術No123「頂相彫刻」 西川杏太郎編 至文堂 昭和51年発行


  1. 2020/10/10(土) 12:00:00|
  2. 日本の肖像
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法燈国師像 日本の肖像II

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法燈国師(心地覚心)像 : 和歌山・興国寺蔵による

ことわりがなくこれだけだとまるで知り合いのご老人にモデルを頼んだみたいですね

古来より高位高官高徳の士の肖像はたくさんあり
頂相もその一連のものとはいえ
「個性」など論じられるのは遥か後といった時代に
あたかもそれを感じさせることに驚きます

追記:ちなみに和歌山名産の金山寺味噌は法燈国師が宋に留学のおりに
製法を持ち帰ったのだそうです













参照:日本の美術No123「頂相彫刻」 西川杏太郎編 至文堂 昭和51年発行

  1. 2020/10/04(日) 06:00:00|
  2. 日本の肖像
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法燈国師像 日本の肖像I

日本には古くから近代の作と見紛うばかりの優れた写実的肖像彫刻が数多くあります
これから私が取材し描き貯めた素描を「日本の肖像」と銘打って折々順次アップロードしていきます

1回目は禅僧の肖像―頂相(ちんそう、ちんぞう)の名品法燈国師像です
頂相とはもともと仏の頂 つまり仏の頭部の有様のことと理解されていて中国で高僧の肖像とされるようになり
日本ではそれがさらに転化して特に禅宗の高僧の肖像をそう呼ぶようになりました
禅宗には不立文字の言葉がある通り
師の姿というのは言葉を超えたところにある重要なものであるようです

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法燈国師(心地覚心)像 和歌山 興国寺蔵による

法燈国師は鎌倉時代の僧で信州に生まれ東大寺や高野山または道元の元に学び宋に留学の後日本に戻り
紀州由良に興国寺をひらきました
亀山上皇に皇居を寺として迎えられたりしましたが都になじまず
興国寺に戻り生涯を終えています

実物は都塵を嫌い気品と気骨に溢れた清澄な人柄を見事に表現しています
私の素描は置いといて(笑)


















参照:日本の美術No123「頂相彫刻」 西川杏太郎編 至文堂 昭和51年発行



  1. 2020/09/27(日) 12:00:00|
  2. 日本の肖像
  3. | コメント:0
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