彫刻家の素描手帳 -Sketchbook by sculptor-

京都で彫刻家として活動しています。素描を主にお見せします。In Kyoto, working as a sculptor. The show mainly drawings.The one wants to look at a sculpture, please click the "sculpture" of the left category column. Thank you!

クニー Kunii

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その頃カメラは全部フィルム用で
裸のパトローネでまとめていくらの白黒を買い
照明の調光が自由になる夜を待ち
画用イーゼルと天井の桟にクリップライト
廊下のつきあたりの漆喰壁をバックに息をひそめて長時間露光

ぬるま湯を準備して現像液を作り
なれないダークバッグでパトローネからリールにフィルムを巻き取り
現像タンクを腕だけロボットダンスのように揺らし
こんなもんだろうとフィルムこわごわ取り出し乾燥

またまた夜に部屋の明かりを消して
友達から買った中古の引き伸ばし機で
夜が白む頃まで印画紙にプリント作業

携帯電話のおまけのようなカメラが
夜でも夕方でもシャッターが切れるのに驚嘆するまでは
デジカメに触ったこともありませんでした



なんだか写真の話になってしまいました
でも腕前とレンズがこれではねぇ (*_*;

ここからは彫刻の話
この作品の出来栄えや達成は措くとして
教えられたり習ったことを一生懸命つくっていました
することがあったのは幸せなことです

元来概して美術―と指呼されてきたもの―は手技手職の成果であるはずです

わたしは揶揄皮肉を浴びながらも観察して作ることを捨てなかった捨てられなかった
今でも上達とは別の意義が観察し作り続けることにはあると思っています












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