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彫刻家の素描手帳 -Sketchbook by sculptor-

京都で彫刻家として活動しています。素描を主にお見せします。In Kyoto, working as a sculptor. The show mainly drawings.The one wants to look at a sculpture, please click the "sculpture" of the left category column. Thank you!

能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study VI -痩男(やせおとこ)A man wanders in the nether world 

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【痩男】とは殺生の咎で地獄に落ち冥界を彷徨う男 なのだそうです

能楽というと幽玄という言葉のイメージが先行し何か非常に抽象的にヒトの営みを表現するものと勝手に思い込んでいたのですが
具体的な人間の有様に対する観察が本当に深く鋭いと思います
登場人物の多くが怨霊と化していたり 最早祟り神であったりする悲劇が多いように思うのですが
主たる鑑賞者庇護者の中世武士たちに支持を受けていたということにも驚かされます
悲劇というのはともすれば行政民政の不備を嘆く時の政権批判と受け取られかねない
世阿弥の流罪は何が本当の理由だったのか観阿弥世阿弥没して後も悲劇が守られ伝えられたことは本当に幸いなことです




















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