彫刻家の素描手帳 -Sketchbook by sculptor-

京都で彫刻家として活動しています。素描を主にお見せします。In Kyoto, working as a sculptor. The show mainly drawings.The one wants to look at a sculpture, please click the "sculpture" of the left category column. Thank you!

中世キリスト教美術 XXXII Be in love in the Western Middle Ages

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《マリア》ディオニシー工房 1500-1502 アカチスト聖母讃歌の一場面 フェラポントフ修道院
"Maria" Dionysy Studio 1500-1502 scene of the Virgin Mary Hymn Ferapontoff Monastery Russia

ディオニシーは存命中に名をはせ
高位高官から続々と注文を受けていたようです
彼はギャグを言ってふざけるのが大好きな軽いヒトだったようですが
作品は瀟洒で品があり崇高な気分を湛えています
ちょうどこのブログでもとりあげ模写を何枚かアップした鴨居玲のような人だったのかなと
想像をふくらませています


ところで西欧でロシアイコンの価値を最初に認めたのはゲーテなんだそうです
さすがの人ですねゲーテは
そしてその次はアンリ・マチス
コレクターに招かれ出かけたロシアで出会い驚愕したようです
モローの教室で学び
ゴーギャンやセザンヌからの影響を消化して晩年の切り紙へと展開していく彼の画業を考えると
特に空間認識や自然な描写を必要としないで崇高さを実現するロシアイコンのあり方は
彼の方向性に勇気を与える一つの解答であったように思えてなりません


















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