彫刻家の素描手帳 -Sketchbook by sculptor-

京都で彫刻家として活動しています。素描を主にお見せします。In Kyoto, working as a sculptor. The show mainly drawings.The one wants to look at a sculpture, please click the "sculpture" of the left category column. Thank you!

中世キリスト教美術 XXXI Be in love in the Western Middle Ages

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《ドンの聖母》 フェオファン・グレーク 1380-90 トレチャコフ美術館蔵
"Our Lady of Don" Pheofan · Grake 1380-90   Tretyakov museum




20世紀初頭のロシア芸術は
レオン・バクスト,ワスラフ・F.ニジンスキーらを擁するセルゲイ・P.ディアギレフに率いられたロシア・バレエ団が
パリをはじめ各地で公演し当時のヨーロッパ美術にも大きな影響を与えました。(A・ロダンがニジンスキーをモデルに制作しています)

当時のモスクワはパリ,ミュンヘンに劣らぬ前衛の拠点でもあったようで
彫刻ではウラジーミル・E.タトリン,ナウム・ガボ,アントアーヌ・ペブスネルの構成主義
アレクサンドル・アルキペンコ,オシップ・ザッキン
絵画ではカジミール・S.マレービッチ,エル・リシツキーのシュプレマティスム
ワシリー・カンディンスキー,マルク・シャガール
らの重要な芸術家が登場しています

19世紀から続々登場する作曲家たちと合わせ
これらの出来事をイコンや東方正教会との関連一辺倒で考えるのはさすがに無理で
ピョートル大帝やドイツから嫁いできたエカテリーナ二世の西欧化政策の種が花開いたとすべきなんでしょう
ただ美術に関し
あたかも視覚に帰依するかのごとき
観察をベースにイメージを展開する芸術家が見当たらないのはイコンの制作プロセスとの関連で
面白いなと思います

ソビエトロシアの社会主義リアリズムと言うものがありますが
「リアルに」描かれているのは農民であったり下層の労働者であったりと
モチーフの選択に主張のための利用があり
私の今言う意味での視覚への帰依ではありません








































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