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彫刻家の素描手帳 -Sketchbook by sculptor-

京都で彫刻家として活動しています。素描を主にお見せします。In Kyoto, working as a sculptor. The show mainly drawings.The one wants to look at a sculpture, please click the "sculpture" of the left category column. Thank you!

能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study XIII -賢徳 Kentoku

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【賢徳(けんとく)】の面は、キョロリとした眼があさっての方向を向き、小鼻をふくらませた表情が、笑いを誘います。植物なら、キノコ、動物なら、カニや犬などの精霊の役に用いられます。
*福岡市美術館アーカイブスhttp://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/454/index02.html  より引用

























  1. 2018/09/29(土) 00:00:00|
  2. 日本の仮面 Japnese Mask study
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能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study XII -嘘吹 Usobuki

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空吹 嘯吹 とも表記するようです
火吹男いわゆるヒョットコの原型と考えられるようです
蚊の妖精 動物植物の妖精 人間の亡霊などに扮するときに着用するようです

初めてこの人?を見た時
あ ペナルティ(お笑いコンビ)のワッキーさん と思いました
こういう顔付の人今も昔もいるんですね


狂言師野村萬斎さんが狂言をわかりやすく紹介されているサイトがありました
ご興味のある方は下記サイトへ
http://www5.plala.or.jp/NATIVE/kyougenraisan/index.html











  1. 2018/09/21(金) 00:00:00|
  2. 日本の仮面 Japnese Mask study
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能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study XI -乙(乙御前) Oto(Otogoze)

世の賢人諸兄には関係のない話

この仮面を見る度「幸せの正体とは何だ」というようなことを想います
男ってバカですから色んなことを外側の見掛けで判断します
女性のこともしかり




自分に手間ひま時間をかけている女性にフラフラついていくくせに
自分(男)に手間ひまを使わせ母親の代わりをさせたりします

この愛嬌溢れる醜女として表現された仮面をみるたびそんな男のどうしようもない情けなさを想います

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世の賢人諸兄には関係のない話です





[おかめの面]
おかめは、古くから存在する日本の面(仮面)の一つである。丸顔、鼻が低く丸く、頭が小さく、垂髪、頬が丸く豊かに張り出した(頬高)特徴をもつ女性の仮面であり、同様の特徴を持つ女性の顔についてもそう呼ぶ。お亀、阿亀(おかめ)とも書き、お多福、阿多福(おたふく)、文楽人形ではお福(おふく)、狂言面では乙御前(おとごぜ)あるいは乙(おと)ともいう
*ウィキペディア【おかめ】より引用













  1. 2018/09/15(土) 15:00:00|
  2. 日本の仮面 Japnese Mask study
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能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study X -真蛇 Shinja

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真蛇(しんじゃ)とは能面の一種。
「般若(はんにゃ)」と呼ばれる女の鬼の面の中でも、もっとも罪業深く、ほとんど蛇になってしまった面を真蛇(しんじゃ)と呼ぶ。嫉妬のあまり、顔がほとんど蛇と化し、耳は取れ、口は耳まで裂け、舌が覗き、牙も長く、髪もほとんどなくなるとされている。なお、角の生えているものはすべて女性の鬼で、男性には生えない。

その他
女が角を持った蛇と化す怪異話は、『吾妻鏡』にも記述されており、文応元年(1260年)10月15日条には、「北条政村の女が邪気を病んだが、これは比企能員の女である讃岐局(さぬきのつぼね)の霊が祟りをなしたゆえであった。局は大蛇となり、頂(いただ)きに大きな角がある。女は火炎の如く、常に苦を受ける。当時、比企谷(ひきがやつ)の土中にいて、言を発した。これを聞いた人は身の毛もよだつと言った」。11月27日条に至り、「夜に供養の儀があり、説法の最中、件の姫君、悩乱し、舌を出し、唇をなめ、身を動かし、足を伸ばした。ひとえに蛇身が出現した時と似ている。加持が行われた後、言をやめ、眠るが如く、復本したという」。この事からも、真蛇に類した話は、少なくとも13世紀中頃末には確認できる。

*2項目ともウィキペディア【真蛇】より引用





































  1. 2018/09/06(木) 00:00:00|
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能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study IX -蛙(かわず)Kawazdu

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河津とも表記するようです
この仮面はこの世に未練を残し水死した男を表しているのだそうです
何かのいきさつで目を閉じられる前の死体を見たことがある方には
この仮面の壮絶な生々しさがお分かりになるのではないでしょうか
私はこの作者は間違いなく死体を観察していると思います
でも死後何日も経った水死体ではなさそうです

能という演劇の扱うお話はお腹にズドーンとこたえるものが多いですね
今日は縁起でもない話ですみません でも能楽がそのような性格を持っているのです


























  1. 2018/08/29(水) 00:00:00|
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能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study VIII -猩々(しょうじょう)Shojo

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中国のかね金山(きんざん)※の麓、揚子(ようず)の里に、高風(こうふう)という大変親孝行の男が住んでいました。ある晩のこと、高風は、揚子の市でお酒を売れば、富み栄えることができるという夢を見ます。夢のお告げに従って、お酒の商売をしたところ、高風はだんだんとお金持ちになっていきました。
高風が店を出す市では、不思議なことがありました。いつも高風から酒を買い求めて飲む者がいたのですが、いくら酒を飲んでも顔色の変わることがありません。高風が不思議に思い、名を尋ねると海中に棲む猩々だと名乗りました。
その日、高風は、酒を持って潯陽の江のほとりへ行き、猩々が現われるのを待っていました。そこへ赤い顔の猩々が現われます。猩々は友の高風に逢えた喜びを語り、酒を飲み、舞を舞います。そして心の素直な高風を称え、今までの酒のお礼として、酌めども尽きない酒の泉が湧く壷を贈った上で、酔いのままに臥します。それは高風の夢の中での出来事でしたが、酒壷はそのまま残り、高風の家は長く栄えたといいます。まことにめでたいことでした。
【The能com】さんの演目辞典:猩々 より引用




















  1. 2018/08/18(土) 00:00:00|
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能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study VII -天神の大飛出(てんじんのおおとびで)Ohtobide

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能面の飛出の一。たけだけしい神威を表し、「嵐山」「賀茂」「江島」「国栖くず」などの後ジテに用いる。 → 飛出
*大辞林 第3班より
天神のが付くので菅原道真ゆかりの神を表しているようです。




















  1. 2018/08/12(日) 00:00:00|
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能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study VI -痩男(やせおとこ)A man wanders in the nether world 

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【痩男】とは殺生の咎で地獄に落ち冥界を彷徨う男 なのだそうです

能楽というと幽玄という言葉のイメージが先行し何か非常に抽象的にヒトの営みを表現するものと勝手に思い込んでいたのですが
具体的な人間の有様に対する観察が本当に深く鋭いと思います
登場人物の多くが怨霊と化していたり 最早祟り神であったりする悲劇が多いように思うのですが
主たる鑑賞者庇護者の中世武士たちに支持を受けていたということにも驚かされます
悲劇というのはともすれば行政民政の不備を嘆く時の政権批判と受け取られかねない
世阿弥の流罪は何が本当の理由だったのか観阿弥世阿弥没して後も悲劇が守られ伝えられたことは本当に幸いなことです




















  1. 2018/08/06(月) 00:00:00|
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能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study V -痩女(やせおんな) The dead woman who got lost

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地獄からこの世に迷い出た女の姿なのだそうです

それはいいけどこんなに形が取れていないとは・・・・・



















  1. 2018/07/29(日) 00:00:00|
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能狂言面研究 Noh Kyogen Mask study IV -父尉(ちちのじょう) Old man 

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下に【父尉】の解説文はひっぱりだしておきましたが
宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」で湯に浸かったオクサレ様(河の神)
が人間が投げ捨てた川のごみやヘドロをきれいさっぱり洗いながし
「善き哉」のセリフとともに現れる仮面といったらなじみがあるのではないでしょうか 
それは【翁】のほうかな?


ちちのじょう【父尉】
《式三番(しきさんばん)》における役の名。またその役専用の面の名。《式三番》は古い猿楽の伝統を伝える演目で,翁(おきな),三番叟(さんばそう),父尉の三老翁による祝福の歌舞三番を指すが,このうち父尉だけは,室町時代から特殊な催し以外演じなくなった。面は翁とほぼ同型だが,目尻のつり上がった引きしまった顔つきで,この面を掛けた老翁が,延命冠者(えんめいかじや)という若い面の役と並び立ち,親子で祝言を述べたのち,祝舞を演ずる。
*世界大百科事典 第2版による
【式三番】より
…能役者と狂言役者が演ずるが,能でも狂言でもない別の種目で,構成・詩章・謡(うたい)・囃子・舞・面・装束など,すべての点で能・狂言とは異なる古風な様式をもつ。式三番という名称は,〈例式の三番の演目〉の意味で,《父尉(ちちのじよう)》《翁》《三番猿楽(さんばさるがく)》の3演目を指す。いずれも老体の神が祝言・祝舞(しゆうぶ)を行うもので,3者の間に直接の関係はないが,能や狂言と違ってこの中から演目を選ぶというのではなく,三番一組にして演ずるものである。…
*世界大百科事典 第2版による























  1. 2018/07/27(金) 00:00:00|
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